1年間メンズポートレートを撮り続けて感じた男性を撮るコツ
どうも、理容師やってるmasa(barber m portrait )です。
僕が写真を撮り始めてそれなりの年数が経って来てます。ずっと風景やスナップばかり撮ってましたが昨年あたりから本格的にポートレート撮影を始めました。
理容師なんだから人を撮るのは当たり前のように感じますが、ヘアスタイルを中心とした撮影ではなく本格的なポートレートなので、もはやヘアスタイル関係なくなってますw
世間的には圧倒的に女性を被写体としたポートレートを多く見かけますね。Instagramなんかでもメンズポートレートはまだまだ少ない方です。ぼくは理容師という職業なのでかっこいい男性を作るプロフェッショナルとしては男性を撮り続けたいと思っています。
男性の魅力を最大限に引き出す方法はまだまだ模索中ですがこの1年で見つけ出したものも確実にあります。今回はその辺をまとめていこうと思います。
僕が思うメンズポートレートのコツ
「よし!人を撮るぞ!」
と意気込んでもどうすればいいのか右も左もわからず[男性 撮影 コツ]みたいに検索ばかりしてたりと、なかなか撮影すら臨めませんでした。とはいえ、当時は調べても出てくるのは女性の撮り方ばかりで男性ってどう撮ればいいのか全然わかりませんでしたね。
僕は何事も真似から入るたちなので、調べても出てこないならと男性ファッション誌やSNSからメンズポートレートを探って見ることにしました。あとは男性アーティストの写真(アー写ってやつね)とかとか。
ヘアカタログは違うよね
探し場所として流行りのInstagramで検索すると、同業者の方々や美容師Instagramをよく見かけます。でもヘアカタログ撮影の多くはヘアスタイルをよく見せるためにライティングを組んでて、背景も白系で撮影されてることが多く、僕の考えるメンズポートレートとは違うな〜と感じてました。仕事でヘアカタログとして撮ることもあるので参考にすることもあるんですが、どちらかというとハイブランドのファッションフォトをイメージしてたので(よくファッション誌のはじめ何ページかに各ブランドの写真あるじゃないですか!?あんな感じ。)
陰影が大事
ポートレートの基本としてはコントラストを抑えた撮影方法をよく耳にします。でも男性の無骨さや力強さ、男らしさはある程度の陰影が必要になってきますよね!陰影といっても顔にできる影だけでなく写真全体の陰影も大切になってくると思うんです。被写体を象徴的に撮ることでより男性らしい魅力を引き出せるのではないか!?そう感じます。
そうするとライティングは必須になってくるかなと、背景はアンダー(暗く写るように設定)で被写体に対してストロボを当てる。夜の方が簡単ですが昼間でもうまく場所を見つけるといい感じに撮れます!
色気は髪の毛で演出
男性を魅力的に表すために必要不可欠なのは色気です。鍛えられた筋肉を惜しげもなく披露すれば世の女性たちはワーギャーすると思うんですが、僕はそっち路線ではないので理容師として出せる色気の出し方を考えました。
するとやっぱる髪の毛なんですよね〜ヘアカタログなんかにもセクシーなんちゃらとかいうワードが出てきたりしますが、髪が色気を演出為に必要不可欠である事がわかりますね!
動きの中を撮る
これはモデルさんに教えてもらった事なんです。人を撮るときにぶつかる壁としてポージングをどうしてもらおうか…って悩みが必ず出てきます。証明写真じゃないんだから真正面からなんて撮れませんからね。じゃあどうするのかというと、モデルさんにゆっくりと動いてもらうんです!!
立ち位置だけ指定してあとは無理にポージングをとらせるのではなくなんとなく動いてもらう(ゆっくりじゃないとブレちゃいますからね)その時何気ない日常会話なんかをすればとても自然な表情がでてきてくれます。あとはひたすらシャッターを切ってればいいショットがいくつか撮れます♪
まとめ 続けて入れば着実に実力がつく
『継続は力なり』
まさにこの言葉の通りで、1年前はただ闇雲に撮影してたポートレートですが今では自分なりの写真を撮れるようにまでなりました!実力十分かと言われるとまだまだです・・・けど1年やってきただけの力はつきました!
ブログも同じで継続していくことって難しいんですよね。でも続けた先には必ず結果がついてくるぞ!!!
今年は寒さを理由にポートレート撮影をしてませんが、そろそろ梅も咲きそうだし2018年スタートさせます!!(宣言したからにはやるぞ!)
過去作品は引き続き記事にしていきます。
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