天野尚ネイチャーアクアリウムの世界を見にいってきました!撮影可能!?Gallery AaMo

天野尚ネイチャーアクアリウムの世界を見にいってきました!撮影可能!?Gallery AaMo

どうも、理容師やってるmasaです。

先日、ネイチャーアクアリウム展というもの見てきました。皆さんはネイチャーアクアリウムってご存知ですか?何年か前からアートアクアリウムという展示が話題になり世間を賑わせてますね。アートアクアリウムは金魚をモチーフとしたアクアリウムです。僕も2回ほど見に行きました。

ネイチャーアクアリウムとは

ネイチャーアクアリウムとは読んで字のごとくなんですが、水槽内の自然をモチーフとしたアクアリウムです。

と、簡単には言っちゃいましたがネイチャーアクアリウムの凄いところは水槽内に意図的に生態系を創り出すところなんです!水草や苔を生やし、魚やエビなどを放ち生態系を創り出すことでより自然環境に近づけるんです。本当にすごい!

詳しくはこちらをご覧ください→ADA公式ページ

水景クリエイター世界のアマノ

ネイチャーアクアリウムというものを確立させたのが天野尚さん

写真家でもある天野さんは撮影で訪れるアマンゾの自然に魅了され、その脳裏に焼き付いた景色をネイチャーアクアリウムとして表現しました。

2008年のG8北海道サミットでは天野さんの撮影した佐渡原始杉の特大パネルが飾られたり、リスボン海洋水族館では世界最長40mものネイチャーアクアリウムを製作するなど世界でも高く評価されてます。残念ながら天野さんは2015年にお亡くなりになっているので、アート展ポスターにもあるように「水景に生涯を捧げた」すごい方なんだと知りました。

天野尚ネイチャーアクアリウム展

そんな天野さんの生涯の作品を展示しているのが今回訪れた「天野尚ネイチャーアクアリウム展」です。場所は東京ドームシティ内にあるGallery AaMoでやってます。しかし展示期間は2018年1月21日までです!このブログを見た方はダッシュですね。

そして撮影OKということでたくさん撮りました。

生体風景写真

前半は写真家として撮影してきたさまざまな景色が大パノラマで展示されてました。新潟出身ということで地元新潟の風景もあります。パネルが大きすぎて持っていった単焦点レンズで収めるのが困難でしたが、自然の雄大さを見事に表現していて素晴らしかったです。

これは断崖絶壁にある田んぼです。このシチュエーションも凄いんですが細部まで綺麗に写された景色に目を奪われます。よーく見ると奥には断崖絶壁に建てられて建築物も写されてます。

Nature Aquarium

さらに進むとネイチャーアクアリウムの世界を写真に写した展示が続いてました。この後実物を見るわけですが写真だけでも十分その素晴らしさが伝わってきます。

ここもパネルが大きいので遠目から見たら本物の水槽のように感じますね。魚達もまるで生きてるかのように感じました。

そしてこの先には実物のネイチャーアクアリウムが展示されてるんです。ついにお目見えです♫

一つ目からこれですよ。もうヤバイですね。最初は非常にシンプルですがこのレイアウトを見るとどちらかというとジャングルというより広大な台地をイメージしちゃいますね。その中を泳ぐ魚達はまるで空を飛んでるかのような非現実的世界が作られています。

この非現実的などこかファンタジー要素がとても魅力的でもあります。

これは水槽という限られたスペースに奥行き感を与えた作品です。このように奥行き感を表現するのに流木や水草を計算して配置していくそうです。ネイチャーアクアリウムの世界コンテストがあるらしんですが優勝作品のクオリティが本当に凄すぎます。

撮影OKなので皆さん写真撮りまくってました。でも、これは撮っちゃいますね。僕も前半は控えめにしてましたが後半はガンガン撮りましたw

そして、さらに進むと一際注目を集める展示がありました。それがこちら

水槽は下1/3です。あとは壁に植えられた苔などの植物が広がり水中から広がる大自然を作り上げてました!遠くから見たり近くから見たりと色々観察しちゃいましたね。写真もたくさん撮りました。

ほかの作品とのスケールの大きさの違いはこちらを見れば一目瞭然です。

想像していたネイチャーアクアリウムを軽く超えていきました。そして、同時にネイチャーアクアリウムの世界に引き込まれていく僕がいましたね。今は無理でもいつか自分のお店に置きたいな・・・。

まとめ ネイチャーアクアリウムという世界の虜になりました。

天野尚さんが既にお亡くなりになってることは非常に残念ですが、彼の残したネイチャーアクアリウムの世界は僕含めたくさんの人の心を虜にさせてくれました。なんていうか、男のロマンですね。いつか新潟にあるネイチャーアクアリウムギャラリーに行ってみたいなって思います。そして何かしらの形で自分でもネイチャーアクアリウムを作りたい、そしてその写真を撮って酒の肴にニヤニヤしたい・・・ですね♪

『小さな生命を愛せずして、大自然を語ることはできない。』

ー 天野尚

ADA公式ページはこちら