【50mm単焦点作例】フェンスとメンズポートレートの相性バツグン
どうも、理容師やってますmasaです。
夜の撮影が多い僕ですが、夜って男性の魅力を引き立たせてくれる素晴らしいロケーションだと思うんですよね。女性のポートレートだったりグラビアが圧倒的に多い世の中で男性をメインに撮影する身としては、日々その魅力を引き出すシチュエーションを模索しています。
その中でも今回紹介するのはどこにでもある“フェンス”です。・・・う〜んどこにでもある、よね?
フェンスの魅力
フェンスって普段全く気にしないですよね。僕もそうです。でも撮影のロケーションを探してる時にフェンスを見つけると『カッコいい』って思うんです。汚くても綺麗でもどっちでもいいんですが野暮ったいといいますか、男らしさや無骨さを表現してくれる素敵なアイテムです。工場とかにあるイメージが強いからかな?
フェンス×メンズポートレート
さて今回の作例はそんなフェンスを入れた作例です。
使用した機材
まずは使用した機材から紹介します。APS-Cセンサーのカメラと単焦点レンズ、そしてオフストロボで撮影したのでストロボ1灯を使用しました。
EOS 70D
EF50mm f1.8 STM
NISSIN Di700A+Air1
作例
この時のモデルさんはニューヨークでモデルとして活動している方でした。しかも、僕もポートレート撮影を始めたばかりと言うのもあり、終始モデルさんにお任せでポージングをしてもらいました。僕はただただシャッターを切るだけ…
そんな状況ですが、フェンスというアイテムがその場を盛り上げてくれました!ただの壁の前で撮るよりもモデルさん自身が雰囲気を作りやすい状態になるのは確かですね。フェンスが持つ独特の存在感はモデルさんと僕のとの間に無言の演出をしてくれます。
壁もそうですがフェンスも奥行きを出すことで単焦点のぼかしをより有効的に表現してくれます。
いいですね〜フェンス!
ちなみにこのフェンスは線路脇のフェンスなので電車が通るとその明かりでモデルを後ろから照らしてくれます。ささやかな逆光がモデルの存在を引き立ててくれました。
縦構図も素敵ですね〜
夜の闇の中でのストロボ1灯なのでピンスポを浴びたかのような印象的な画になります。もう少し指向性を狭くしても良さそう。
ほんとこのモデルさんは表現するのが上手。僕の方が撮るの下手すぎて恥ずかしいです。この撮影でモデルのポージング表現を学びました。すごく勉強になった撮影だったな〜
シャッタースピードを遅くしてみた作品。
この撮影から光の表現方法もバリエーション豊かになって来ました。まだまだストロボの効果を発揮できてるとは言えませんがバリエーションは確実に増えました。
最後に モノクロにしてもカッコいい
モノクロ現像してみましたがここでもフェンスのさりげない存在感が作品の雰囲気をぐっと引き出してくれます。
『フェンス×メンズポートレート×暗闇』は最強の組み合わせですね。
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